38歳父親読書の時間

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感想)ボトルネック 米澤穂信

ボトルネック(新潮文庫)

ボトルネック(新潮文庫)


話の内容は、ひょんなことから、主人公のリョウが産まれおらず、死産となったはずの姉が産まれ生活している世界へトリップしたところから始まります。その世界はどんな変化があり、どうやって元の世界に戻れるのか?というストーリー。

自分の存在意義を考えさせられる小説です。

自分は3人兄弟の末っ子として育ちました。その中でそれなりに幸せに生活してきました。でも、もし自分だけがいない世界があり、その世界では今よりもみんなが良い世界であると分かった時、自分はどうするのか?何ができるのか?

自分は、2つのことをモットーにしています。
・自分ができることをやるしかない。
・変えられるのは自分だけ。

今の自分の世界は自分が選択したものだから、自分の選択次第でこれから未来は変えていける。そんな自分の考えを知ることのできた本でした。

ネタバレになるので書けませんが、テンポよく話が展開されるため、一気に読めました!最後の方はどこまで著者の意図を汲み取れたのか?自信はないですが、いろんな人の感想を聞きたい本です。

297ページで4時間。

ボトルネック(新潮文庫)

ボトルネック(新潮文庫)