38歳父親読書の時間

読書の感想文をベースに面白いことは広めたい!

自分の生み出したものは、残る!!!

 本日、9月15日に樹木希林さんがガンの為、亡くなった。75歳でした。

この歳になって、芸能人の方の死が身近なのことと感じるようになった。その理由は、その人のことをいかに当たり前に思っているかだと思う。身近な人であれば、実家に帰れば親が迎えてくれるのが当たり前だと思う。最近では、家に帰れば子供達が元気にしていると当たり前のように感じている。

 芸能人の方は、毎日テレビや映画などで元気な姿が報じられているため、当たり前感を感じている。個人的には実家の父母より身近に感じている。樹木希林さんの場合も同じで、色んな作品で知っているのでいつも居る人と思い込んでしまった(数年前に全身がガンに侵されていると言っていたにも関わらず。)。

 そして、身近にある当たり前の存在こそ、亡くなると大きなダメージとなる。

 

 自分もいつかは亡くなると考えたとき、自分のことを覚えていてくれる人はどれぐらいいるだろうかと思う。友達も少ないからほとんど居ないと思う。でも、その人が産み出したものに触れることで世代を越えて覚える事ができるのではないだろうか。人が産み出して残すものは、小説や映画、アニメ、マンガ、絵、音楽などだ。

自分を残すツールが沢山ある。

特に、素人である自分でもこれらを残すことができる時代だ。

この文章が誰の目にも留まらないのは分かっているけど、将来誰かがみつけてこんな人もいたのだ、いまの自分と同じ悩みや考えをしていたと感じると書いている意味もあるのではないだろうか。

 

 樹木希林さんの話とは離れてしまいましたが、自分の中での樹木希林さんは今でも映画やドラマの中で生きています。そして、これから将来も出演された映画などを見た人々の心に生きていきます。

御冥福をお祈りします。