38歳父親読書の時間

読書の感想文をベースに面白いことは広めたい!

子連れの親に手を差し伸べたい

 定期的にニュースになる児童虐待

児童虐待は、親に問題がある。社会、政治、会社全てが一丸となって親側の問題に対応していくことでしか、解決できない。だけど、幼児連れの親子には、手を差し伸べたい。

 

 自分も子育てしていてイラっとすることはあるし、殴ってしまうこともある。どの程度から虐待か分からないけれど、近所の方に通報されたら加害者だ。だから、子どものケアは勿論として、親側の問題行動へのケアをもっとやらないといけない。

 

 自分は親になって、自分自身についてもっとよく知っておく事が大事だと思った。特に自分が感じる感情の根元はなんであるのかを理解しておくこと。これだけで、イラつく事を防止することができた。自分の場合は、簡単なことが時間をかけてもできない人を見るとイライラしてくることがわかった。それが分かると、イライラしている時に、自分でイライラしている事が分かるので、抑える事ができました。そのため、怒りが爆発という事はだいぶ少なくなりました。不思議なものです。

 

f:id:chameleonhusky12091:20180917100001p:plain

 具体的な数字を見ていると、これからも増加傾向となると容易に予想できる。

さらに6万6千人という数字は、奈良県天理市の人口とほぼ同じだ。そう考えると、もっと採り上げるべき問題なのでは?と感じてしまう。

 

 虐待には、定義がある。自分も初めて知った。

www.mhlw.go.jp

上記リンクにあるように、厚生省は4種類に分別している。

①身体的な虐待:殴る、蹴る など

性的虐待:子供への性的行為 など

③ネグレクト:家に閉じこめる、食事を与えない など

心理的虐待:脅し、無視 など

まぁ、どれも躾との差が分かりにくい。度を越えたらアウトということか。

 

さらに、厚生省のHPには内訳も載っていました。

f:id:chameleonhusky12091:20180917100910p:plain

子供と一緒にいる時間の長い母親や父親が加害者となる事が多い事がわかります。さらに、言葉が話せない、力が弱い時期に被害が出て集中しています。

 

いろんなところで見かける子供を連れたお母さんやお父さんを見かけたら優しく見守ってあげる、手を貸してあげる、話し相手になって上げる。そんなことが、解決の一歩となるかもしれません。

 

さらに、お金の問題、子供を預ける施設の問題、核家族化、共働きなどが、親側への負担、ストレスとなっていると思う。社会的にこの問題を重くみて、政治家を含む社会全体で親の問題解決に取り組まなくては今後も増加することは、明らかだろう。

 

まずは、道ですれ違う子連れの親子に話し掛ける(変質者とならない様にお気をつけます)、困ってそうなら助ける。そこから、初めて行く。